伊香保温泉旅行記

TRIP

5月中旬の先週末、金~土曜にかけて一泊二日で伊香保へ旅行に行ってきました。都心からほど近いアクセスにも関わらず、十二分に非日常を味わえるよき温泉地だったので、伊香保の良さをPRしつつ、旅行記録として残しておきます。

一日目

高速バスで移動

私たち夫婦は車を運転しないので、伊香保への交通手段は電車かバスの二択になるのですが、今回は高速バスを選択しました。電車と比較して交通費は半額以下ですし、乗り換えの手間もないため非常にオススメです。

初めてバスタ新宿を利用しましたが、新宿駅の4Fに位置しているんですね…。地上にスペースがないとはいえ、バスターミナルを4Fに作ろうとするその発想に驚き。路線が入り乱れているため、賛否両論あるバスタ新宿ですが、初利用の私たちは特に迷うことなく目的のバス停へ辿り着けました。高速バス自体は、途中に上里SAで1回20分の休憩を挟む程度で、後は目的地まで直行。あっという間でした。

伊香保グリーン牧場

まずはお世話になる旅館「横手館」さんへお邪魔し、宿泊荷物をフロントへ預け、その足で路線バスに乗って伊香保グリーン牧場へ。牧場内に併設されている美術館「ハラミュージアムアーク」のセット入場券を購入します。
この伊香保グリーン牧場、思っていた以上に楽しめました。マイナスイオンを放出しているに違いない羊たちが、おしりをこっちに向けた状態でプルプル震えながら座っているんです…。このおしりたち…癒されませんか?

「羊のおさんぽ」というコーナーでは、時間制で羊とともにお散歩できるのですが、今日のノルマを課せられた羊たちが首輪をつけられて待機しているさまは、哀愁漂っていました。のちに、夫から「併設のバーベキュー場にラムコースがあった」という報告を受けた際には、涙が止まりませんでした。こんなにも可愛い羊たちが…!!

バーベキューなんて許せない…!

とはいえ、スーパーに並んでいる牛肉や豚肉も、元は生きた動物なんですよね。実際にこの目で見てから「可哀想だ」と訴えるだなんて、人間はなんて身勝手な生き物なんでしょう。普段からおいしく食べているじゃありませんか…。

ハラミュージアムアーク

話を戻しますが、伊香保グリーン牧場に併設されている「ハラミュージアムアーク」は、なんと私たちの家からそう遠くないところに位置している「原美術館」の姉妹館なんだそうです。どちらも現代美術をテーマにした美術館となっています。広々とした敷地の中に、厳かに佇む彫刻や絵画たち。空気が張り詰めていて、非常に興味深く鑑賞できました。伊香保グリーン牧場へ足を運んだ際には、ぜひ併せて楽しむことをオススメします。

アーチェリー

他にも、牧場内の敷地にアーチェリー場があり、夫が興味を示したので夫婦で初めて挑戦したところ、私が放つ矢はことごとくヘニャって数歩先の地面へ落ちていたものの、夫は的へ綺麗に当てていました。夫はこれで調子をよくし、この旅の最後まで「今回の旅の一番の収穫はアーチェリーだった」と言っていました。ハイハイ…(笑)

横手館さんへ

牧場を後にしたら、そのまま宿へチェックイン。古きよき大正ロマン感じる、老舗旅館です。

外観も素敵ですが、内装も歴史を感じる趣があり、どこもかしこも撮影スポットだらけ。

「横手館」さんには、昔ながらの味わいを残した「本館西棟」と、昔の雰囲気を残しつつもリニューアルをおこない過ごしやすい造りを追求した「本館東棟」、そして全面改装した鉄筋造りの「別館」の3棟で構成されています。
横手館さんに宿泊するのなら、まずはとことん大正ロマンを味わえる「本館西棟」が圧倒的にオススメです!お部屋にバス、トイレがないですが、廊下に幾つも洗面所やお手洗いが設置されていますし、大浴場はチェックインからチェックアウトまでいつでも利用が可能なので、不便を感じることは一切ありませんでした。

お料理も文句なく美味しかったです。横手館さんは、地産地消の認定を受けています。地産地消とは、「地元で生産されたものを地元で消費する」取り組みです。料理長曰く、その日に出された夕食は9.5割以上が地元の食材なのだとか。
ちなみに、伊香保はジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台のひとつともいわれているようです。そのことから、料理長の遊び心をまじえた楽しいお食事がいっぱいでした。中でも、「まっくろくろすけ」と名付けられたご飯は、なんと大好きなトリュフ(笑)こんなまっくろくろすけなら、いくらでも食べられます…。

伊香保石段街を散策

夕食をいただいたあとは、浴衣で石段街を散策に繰り出しました。駄菓子屋さんはなんと22時まで営業中(笑)懐かしのお菓子を買ったり、射的で遊んだりしました。射的では、なんとアーチェリーとは反対に、私が百発百中の腕前を見せました。10発で12個の的を落とす天才的な腕前。(でも、景品はダ〇ソーのおもちゃだった…)

夜の宿もまた格別な雰囲気です。館内から漏れる明かりが幻想的ですよね。

二日目

伊香保神社

お世話になった宿を後にし、まずは石段街の最上階にある「伊香保神社」へ。伊香保神社は古来より「温泉と子宝の神」がいるといわれているそうです。絵馬やお守りにはコウノトリが描かれています。

私たちのもとにもいつか、コウノトリがやってきてくれますように。

山登り

伊香保神社から徒歩圏内には、露天風呂や、温泉飲泉所、河鹿橋と、観光スポットが密集しているので、レンタカーがなくても楽しめます。そこでやめておけばいいものを、地図を見て標高932mのロープウェイ「見晴」駅へ歩いて行ってみようと思い立ち、進み始めたのですが…。

千と千尋の神隠し」のオープニングに出てくる場面がフラッシュバックしました。クマやイノシシ注意の看板もあるし、生きて帰ることができるのか不安を覚えながら登り続けること約40分…。

ようやく前を行く夫から「ゴールだよ!」との声が聴こえて、胸を撫で下ろしました。実際は大した山道でもないのですが、まさか「山登り」をする羽目になると思ってもいなかったので、心の準備がないまま大自然に投げ出されると思考回路が停止するんですよ…元はカントリー娘なんですけどね…。

しかし、試練を乗り越えたと安堵したのもつかの間、新たな試練が私の前に立ちはだかります。ロープウェイの駅のお手洗いに入ったとき、足元に違和感を覚えて目をやると靴下にウネウネと動く毛虫さまとご対面。でもそこは何があっても動じない肝の据わった性格と、田舎育ちの経験から、毛虫さまと5分間の無言の攻防ののち、見事勝利を手にし、毛虫さまはウォシュレットで流されていきました。アーメン。

ロープウェイ

というわけで、自らの足でロープウェイの頂上へ辿り着いたことから、ロープウェイは下りの片道のみの利用です。乗車時間は4分間ですが、眺めもよくて面白かったですよ。高所と閉所恐怖症の夫は小刻みに震えていましたが。

まとめ

その後は昼間の伊香保石段街にてお土産を物色したり、石段街周りの観光スポットを冷やかしたりしてから、高速バスで帰路につきました。

今回の旅行計画は、モデルコースといえるんじゃないかと思うくらい、バランスよく楽しめました。週末の一泊二日旅行に最適な旅行先だと思います。また行きたいなあと思える温泉地です。

大崎 憂

長いサラリーマン生活に終止符を打ち、2018年4月からフリーライターとして活動中。他にリモート秘書、株式投資など。妊活中。趣味はタスク管理と読書とゲーム(グ...

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