妊活のファーストステップ「タイミング法」とは?

COLUMN

結婚式を挙げてからほどなく1年を迎えようとしている中、本気で妊活に向けて夫婦で考え始めました。長年服用していたピルを中止してからおよそ半年近く経過しても、もともとの生理不順はやはり改善されず、ピル中止から習慣化している基礎体温も安定しないので、自然妊娠が難しい状態でした。

私も今年33歳になる年ですし、生理不順という状態のなか悠長に構えていてあとあと後悔することは避けたかったので、産婦人科で妊娠に向けた相談をすることに決めました。

産婦人科選び

夫に相談したところ快諾されましたが、男心ながら「できれば女医で」という条件付きでした。私もやはり産婦人科の内診にはまだ抵抗があるので、親身になってくれる女医さんがいればこの上ないということで調べたところ、近所に女医さんが院長をつとめているクリニックを見つけ、足を運びました。ところが…

女医の心ない言葉の応酬に傷つく

クリニック自体は清潔感もあり好感が持てていたのですが、いざ診察になると、斜に構えた女医さんがじとーっと嫌な目線で見てきます。基礎体温表を遠目で一瞬見ただけで、
 

「あなた排卵していないかもしれないわね。排卵誘発剤を使うしかないんじゃない?」

過去の診察結果を参考に見せようとすると、
 

「そんなもの参考にならないから」

とピシャリ。自分の目と耳を疑いました。

排卵誘発剤はうちでも扱いがあるから」と説明があったので、退室間際に「先ほど、このクリニックでも排卵誘発剤の取扱いがあるとうかがいましたが」と切り出したところ、
 

え?私そんなこと言ってないわよ?

と、目を丸くして後ろにいるスタッフと顔を見合わせる始末。いや、あなたさっき確かに言いましたよね…?

何かと勘違いしていたのか「ああ」と肯定したので、排卵誘発剤の知識を何も持ち合わせていなかった私は「価格帯はどの程度のものなんですか?」と質問したところ、
 

薬局で処方するものだから私は金額なんて知らないわよ

まあ、医師は細かな金額まで把握していないものかもしれないけど、妊活目的で来院する患者が多いであろう産婦人科で、排卵誘発剤のおおまかな価格帯くらい把握しておいてもいいんじゃぁ…。知らないにしても、言い方だってありますよね。

私が持参した資料をロクに確認もしないまま、適当な受け答えばかりで、且つ不安を煽ることばかり言い放つ女医に驚きました。ショックを通り越して半ば呆然とした気持ちでクリニックを後にし、その足で近所のもうひとつのクリニックへ。

親身になってくれるおじいちゃん先生と出会う

そちらはおじいちゃんといった年代の男性医師でしたが、同じ内容で相談すると、よくよく資料を確認してくれて一言。
 

大丈夫。ちゃんと排卵できているよ

本当に、この言葉にどれだけ救われたか知れません。さっきの女医の心ない適当な言葉で、私がどれだけ傷ついたか。事実はどちらにしても、ストレスが大敵な妊活で、治療目的で訪れるクリニック側でストレスを与えるのは本末転倒でしょう…。男性医師曰く、周期は長いにしてもきちんと高温期と低温期に分かれているから、排卵は成されているという判断でした。その上で、私に見合った妊活プランを組んでくださいました。

タイミング法

生理不順でいつ排卵するか予期できない私にぴったりな方法として、先生が提案してくれたのが「超音波検査で卵胞の大きさを測り、排卵時期を特定する」いわゆるタイミング法でした。

タイミング法とは

タイミング法とは、排卵の時期に合わせて仲良しをする方法で、不妊治療に於いて最も初期に試される方法です。そもそも排卵とは、卵胞のサイズがおよそ1.8cm~2.2cm程度のタイミングで成されます。ですから、超音波検査で卵胞のサイズを確認することで、「おおよそ〇日後に排卵する」ということをある程度予測できるわけです。

ちなみに妊娠しやすいタイミングは排卵日の5日前~当日といわれています。その中で特に妊娠しやすいのは排卵2日前だそうです。予測された排卵日の5日前から当日にかけてタイミングを取れば、統計的には妊娠の確率がぐっと高まるのです。

1周期ごとの妊娠確率は20%

とはいえ、健康的で不妊因子のない夫婦でも、タイミング法を取ったことでの妊娠確率は概ね20%といわれています。それだけ自然妊娠は難しいものなんですね。

およそ5~6周期が目安

1周期での妊娠確率が20%なわけですから、タイミング法をだいたい5周期ほど繰り返して妊娠しなかった場合、治療の次のステップへ進むのが一般的であるといわれています。私の場合、生理不順により1周期が長いので、だいたい年明けくらいまでがこの方法の試行期間かなと考えています。

1周期目の試行

まず今までの私の生理周期から、おおよその排卵日を試算した先生が、来院時期の目安の指示をくださり、そのとおりに通院しました。通院での進捗は以下のとおりです。

 1周期目検査① 左右にそれぞれ1cm大の卵胞を確認。
 まだ小さいため翌週に再度通院することに。
 1周期目検査② 右に1.4cm大の卵胞(主席卵胞)を確認。
 翌日から5日間にかけてがチャンス。

次の生理周期になっても生理が来なかった場合は通院。生理がきてタイミング法1周期目が失敗したら、生理後の指定された時期に再度通院してタイミング法2周期目の試行、といった流れになります。先生曰く、肩の力を抜いて、何度も試すうちに必ず妊娠するからと言ってくれているので、しばらくこの先生を信頼して取り組んでみます。

東京都一般不妊治療助成金

不妊治療助成金というと、高額な特定不妊治療に限ったもののイメージが強いですが、東京都では平成29年度から一般不妊治療も助成金の対象となったようです。

東京都一般不妊治療助成金とは

保険医療機関でおこなった不妊検査及び一般不妊治療に要した費用を、5万円を上限に助成される制度です。私は品川区在住で、品川区にも一般不妊治療の助成金制度はありましたが、妻の年齢が35歳以上という要件に合致しないため、今回は都の制度利用を検討しています。

保険医療機関の指定はなく、指定の証明書を作成してくれる医療機関であればすべて受付が可能であるようです。私は今かかっているクリニックに確認したところ、「作成できますよ」と確認ができました。制度利用を検討している場合は、念のため医療機関へ確認しておくことをオススメします。

対象者の要件

申請するには細かな要件があります。
 

 ・夫婦いずれかが検査開始から申請日まで継続して都民であること
 ・検査開始時における妻の年齢が35歳未満であること
 ・夫婦ともに助成対象の検査を受けていること

3つ目の助成対象の検査、というのがポイントです。

対象となるための不妊検査とは

東京都一般不妊治療助成金制度では、まず夫婦ともに助成金制度を利用する資格を得るための不妊検査をする必要があります。夫婦ともにというのがポイントで、妻だけクリニックにかかっていたのでは、対象となりません。

の不妊検査:精液検査、内分泌検査、画像検査、精子受精能検査、染色体・遺伝子検査 等
の不妊検査:超音波検査、内分泌検査、感染症検査、卵管疎通性検査、フーナーテスト、子宮鏡検査 等

いずれか先に検査をした日から起算して1年以内が、助成対象期間となります。超音波検査費用は保険適用で1回あたり1,500~2,000円程度なので、1周期ごとに4,000円程度と仮定すると、タイミング法を5~6周期試行するぶんの費用なら助成金でまかなえそうですね。

折角ある制度なのですから、利用しない手はありません。これから妊活を検討している方は、ぜひお住まいの地域の助成金制度についてチェックしてみることをオススメします!

最後に

妊活にあたって色々な方法はありますが、とにかくまずいえることはストレスフリーで規則正しい生活が鉄則ということです。私はストレスを溜めやすい性格ですし、何事にも全力投球してしまうのでよく肉体と精神を疲弊してしまいます。夫もそんな私を心配して、のんびりいこうと優しく言ってくれます。

仕事も勉強もほどほどに、折角与えられた専業主婦の生活なのですから、今はのんびりと満喫できたらなぁ…と思っています。なぜか会社員時代より慌しいスケジュールに目を背けつつ、そんなことを願う私なのでした。

応援宜しくお願いします ▷ 

大崎 憂

長いサラリーマン生活に終止符を打ち、2018年4月からフリーライターとして活動中。他にリモート秘書、株式投資など。妊活中。趣味はタスク管理と読書とゲーム(グ...

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